【言論】発達障害を一緒くたにされると困るの巻

最近、アスペルガーもADHDも学習障害も発達障害と称していっしょくたにされてる。

そのほうがいいから、そっちに流れていってるのだとは思うがわたしは
大反対である。

たとえば、発達障害と称する番組を見るとする。

発達障害特集!!!バーン

ワクワクとしながら視聴してみると、

【テレビ番組】
要するにアスペルガーについてでーす→『え』
え?ADHD?何それうまいの?→『発達障害ですが』
関係ない情報ばかり流れる→『多動については!?』

そして最後まで欲しい情報なかったということ、たびたび。

おい!NH○さん!!

時間もったいなかったなぁ。

一緒くたにされはじめてからこういうことになるとが起きてる。

また、症状なんて人によるところも大きい。
同じ括り内(ADHD、アスペルガー等)でも『この症状は自分には無いな』も多くある。

だからいっしょくたにしたら余計まとめらないだろうと感じる。
10のうち5参考になったのが、30のうち5しか参考にならない感じ。

だったらやらなくていいレベル。

ここからは単なる感想なんだけどさ、
まとめちゃうって適当すぎやしない?

確かにコンビで症状持ってる人はいるかもだけど、多動には基本的に自閉ないよ?


これは多動への挑戦状だよね。
声を大にしたいのかしなくないのか。
や、だってさ、『多動なんて障害にするなよ』って声がするから、、、もニョッ。


被害妄想。

なにより、


1番懸念してるのが、このなんでもごっちゃ混ぜの流れの行き着く先が
『発達障害=努力不足、めんどくさいやつ』とならないだろうかというところ。

だって30のうち5しか当てはまらなかったら、気にすんなよ!って言いたくなるよねだれだってさ。

昔の人はこういう考えがメインだし、確かにそのほうが弱肉強食の世界では正しいのかもしれない(暴論)。

だからこそ反対だ。

もう少し楽しく考察させてくれ!
もっと多動についてかんがえたいんだわたしは!(趣味の域)


強引なまとめだけど、この辺で。

たまにはお写真を。
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# by sunnyspace33 | 2017-11-18 10:10 | ADHDの女

ADHDとアスペルガー

ADHDとアスペルガー

今まで出会って来たアスペルガーの人たち。

時代のせいか、ネットの繋がりが多いからか。ADHDよりアスペルガー症候群の方との出会いが多い。



話はぼかしますが、

話が通じあえず、いっときカサンドラになりかけたこともあったけど今は平気です。


理解できたら逆にわかりやすいのです。


定型同士のように、絆のような形のない繋がりを感じることは少ないし、もたれあうこともできませんが、私その方がわりかしあっているようで、結果オーライでした。



私は彼らを尊敬している、なぜなら、

誤魔化しがない、

意思も意見もはっきりしてる。

相手がどうであろうともしっかりと意見を曲げずに持っている、

嫌なことはきっぱり嫌といえる、

他人と比べたりしない、

物事を話す時に、下手な感情を混ぜない、

ノリで流されない、

決めたことは最後までやる、

緻密な計画などなど、、、。


私ができてなかったことばかりできているからだ。



彼らは彼らで苦労をしてるのだろうが、

私は私で彼らと対極にいてつまらぬ苦労をしているので、とても勉強になる。

彼らは私へ足りないものを教えてくれるために出会ってくれたのだと思う。


まぁ、

時にキョトンとしたりハラハラすることもあるけどね笑



あ、今は呼び名が変わってアスペルガーとは言わないと言われてるけど、わかりやすいし、気に入ってるからそのままつかいましたー。





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# by sunnyspace33 | 2017-11-17 19:07 | ADHDの女

ADHDと大量の仕事と期限

うれしいことがありました177.png
今日は、どわ--っとたくさん仕事がやってきたのです。
期限もとにかくシンプル作業かつ、なるはや系です。

不思議に思われることでしょうが、これがなんともうれしいです。
なぜかそういう危機迫るような状況になると、血がふつふつとわきあがるのです。まさに生きている感じがします(笑)

ADHDは期限守れないといわれていますが、そんなことはありません。
私は逆で、
期限を守ることを何より第1に考えて燃えるんでむしろ過集中できます。
作業中の目もぎらぎらしているでしょう。

期限守れない=ADHDというより、個々の特性によるところも多いんじゃないかなっていつも思います。(期限守れないから困ってて診断受ける人が多いのだろう。)

ちなみにのんびり(時に思考系)の仕事だと死にそうな顔してやっています。
ゆっくりやるってなんやねん!!怒!!急がせて!!たくさん頂戴!!131.png

今日に限ってはコンサータの力を借りたのでなおさらだと思いますけど、
午前中の3時間が、本の1時間弱くらいに感じました。

狩りじゃないけど、どわっ!!がーーーー!!!っとパワーを一気に送り出せる作業は本当に大好きです。
せかされるのも大好きです。
大体せかされる仕事は思考系じゃなくて動的なものが多いし。

それは私のWAISⅢでも結果が出ているのですが、処理速度IQ130。
とにかく手先だけは早い(その分思考が遅かったりミスしたり)。
そして短期記憶が85(oops161.png)・・・・。
時間かければかけるほど調子崩します^^;
ちなみに字もゆっくり書くと下手になります。
これは誰しもあるかもね。
”ゆっくり”って筋力つかうし、発達関係なく結構大変なことなんだと思う。

では今日はこんなところで・・・159.png




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# by sunnyspace33 | 2017-11-17 12:49 | ADHDの女

ADHDと取捨選択

ADHDと取捨選択

ADHDは情報の取捨選択が下手くそだと言われてる。
確かに入ってくる情報を全て受け取り、全て一度目を通したくなる。

無駄なものが八割笑

でも創作活動する上で、そういった無駄も必要だから全ては否定できない。

問題なのは自分にとって負の情報。
負の情報は中毒性がある、なぜなら心が不安になるからだ、不安になると安心を探し出すのが人間、しかし、いくら探してもそこに安心などあるわけがない。
自分にとって負の情報はいつまでも負でしかない。もしくは諦めて達観するかのどちらか。


だから、負の情報がワーキングメモリーを占めた時は自分へ、大丈夫だよ、そのままでいいよ安心していいよ、それはあなたのいいところだよ、などなど慰めてやるといいのかも知れない。



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# by sunnyspace33 | 2017-11-16 12:10 | ADHDの女

ADHDと湯

ADHDと湯
温泉は好きなんですけど、家のお風呂って耐えられません。
バスクリン入れてなんとか気分を変えたりしてるのですが、それでも20秒ほど浸かるとそわそわしてしまいます。
同じ体勢でじっとしてるのは仕事だけで結構です苦笑

本当子供みたいです。

温泉だと、飽きてきたら他の湯船に浸かれるし、広いし、じっとしてなくていいから、それなりに30分近くいられます。

でもやっぱり飽きてしまうんだなぁ。
体温めたいからなんとか長湯できるコツを編み出さないと。


多動さんって、基本、烏の行水だと思いませんか?


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# by sunnyspace33 | 2017-11-15 08:00 | ADHDの女

ADHDとサボりぐせ

ADHDとサボりぐせ


子供の頃からサボりぐせがあり、授業中に絵を描いてるような子供でした。
ひどい時にはハサミとノリを机にだして、なんらかのものを作ったりしていて、たまに先生から怒られてました。

今だにその癖は治らず。

どうしても途中で何か新しいものを作りたくなったり、知りたくなったりするのです。

これも特性なのだと思うんだけど、どうして他の人はあんな無駄な時間を頑張れるのか、そう感じてしまいます。

わたしにとっての無駄ではないことというのは、何かを生産したり、新しい何かをしることなので、一般的な有益無益とはまったく違うので悪しからず笑


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# by sunnyspace33 | 2017-11-13 17:31 | ADHDの女

ADHDとノート


ノート、最後まで終えることができない。

ノートのの存在を忘れてしまうというのもあるが、
・字が汚くて滅入る
・レイアウトがへたくそ
・ノートを持ち歩けないw

・いざってときに書きたいことが出てこない
・追加したいことがぼんぼん出てくる
・内容が前後してしまってアンバランスになり使いづらくなる・・・・。
そういった問題が山積みになって、最後は投げ出す(というか忘れる)


要は段取り下手なんですよね。
下から順に積み上げる、1から10にすすめない。
何が本筋になるか判断できないとかそこで終わりですよね。

分かってはいるんですが、途中からちらちらと、いろんな考えがまとわりついてくるんです。
そこで惑わされていろいろ忘れる。


スマホにかいていたこともあるけど、あとで読むことを考えると、
ノートの方がいいです。付箋はれるし。アプリ開かなくなるし。


でも、また始めようかなって思ってる。なるべくシンプルなもの。

題して、
発達障害者が苦手な「自己肯定のメモ」。

左に否定的なことや、考えていること、困っていることを書き、
右側にいいじゃないか!と肯定的な言葉を書いてあげる。のようなもの。

どうせミスは減っても微々たるもの、
急に頭の回転もよくならない、
それなら自分で自分をはげまそうじゃないか。

ていう自己マンの切ないノートです。続くかな??

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# by sunnyspace33 | 2017-11-13 17:30 | ADHDの女

ADHDと暇


ADHDは止まるのが苦手。
だから暇はとてもつらい。
やることが無いときの職場は本当につらい。


どう辛いかとたとえてみると、
アクセルあけたまんまのバイクを足で抑えて、青信号を待つような感じ。

少し気を抜くと「うおおおお」と声をあげて走り出しそうです。

他の人はどうだかしらないけど、どう見ても私よりは落ち着いて何かしら課題をみつけてやっています。

あ、もちろん私も課題を自分なりにみつけて、やることはあるのですが、
あきらかに目的がないというか、生産性がない作業なので耐えきれず禁断症状に陥っています。


今はやりのハンドスピナー持ってこようかなって一瞬頭かすめたけど、
課題よりはましってくらいで絶対飽きるからw


新しい何かが手元にないと息苦しい、そんな一日です。




クリックお願いします♪110.png


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# by sunnyspace33 | 2017-11-13 15:05 | ADHDの女

河童とロボ【後編】

            6
二人は松本駅についた。駅の階段を登ると、少し騒がしかったので、河童は耳をすませていた。
パサの方はそんなことはおかまいなしでズンズン進んだ。
 「階段を上がったら左に切符売り場がある、まずはそこへ向かうんだ。」河童が言い終わると
同時に、駅の放送がかかった。
〜8時半ごろおきました送電線からの発火の影響で電車が遅れてます。〜
 「電車遅レテルヨウデス、時間再検索シテモ正確な時間ミツカリマセン急な変更困リマシタ。」
慌てるパサの声を聞き流しながら河童は考えていた。
 「8時半か、、、どうもお前が乗ってた電車のようなんだが、なにがあったか知ってるか?」
 「ワタシ電車ノ上乗ッテタ、詳シイコトワカラナイ。」「ん?上?」「ハイ、上デス」
河童は嫌な予感がした。
「まさか天井に乗ってたのか?外の」「ハイ、外デス、つまり屋外デス。」
「上ニノッテ電気イタダイテマシタ。」
これ以上聞くのはやめた。河童は共犯者にはなりたくないと思った。
そして高原にお客さんが全然来なかった理由もわかった。
それから駅員に変な顔をされながらも、何事もなくSW行きの電車に乗った。席はたくさん
空いていたので、目立たないボックス席に座ることにした。
 「椅子に寄りかかるなよ、俺がいるんだから。」「ワカリマシタ。」

             7
現地につくまで40分はあるので、河童は今までの経緯を聞いてみることにした。
パサは知っていることを教えてくれた。
5日前バッタアイスを求めてさまよっていたこと、
あのアイス屋さんを見つけ、店長さんと話をしたこと、
店長さんがバッタアイスを食べたいのなら、電車賃とアイス代が必要だろうから雇って
あげようとしばらく働くことになったこと。
そこの店長は、ロボットが好きなのですんなり迎えてくれたこと。

しかし、なぜバッタアイスを求めていたかを何度聞いても、思い出せないの一点張りだった。
実際等本人も、バッタアイスという唯一覚えていたキーワードを手掛かりにしているようだった。


しかしまぁバッタアイスとは。。
パサを作った人間はどんなやつなのだろうか、
確認したくともこのロボットは未来から来たようなので、作った人間はこの世界にはいない。

確認しようがないと河童は首をふった。            

              8
数十分ほど電車に揺られ、現地についた。改札から出ると、小さなロータリーが視界に広がった。。そこにはバスの案内看板、タクシー乗り場、それくらいしかなかった。
バッタアイスは、ショッピングモール内にあるらしい。ショッピングモールまではバスで15分。
バスは1時間に1本時刻表を見るとあと5分でくるようだ。
パサはそれも調べていたようで、喜ぶこともなくすたすたとバス乗り場まで向かった。

バスに乗り込み、ガタガタ揺られショッピングモールにつくと、入口の右側に大きな看板が
出ていた、「仮面ライダーショー、この町の怪物をやっつけにくるよ!」だそうだ。
河童は「こんなところにもくるんだなぁ」と思ってみていた。パサはそんなことはお構いなしで、
「バッタ・・アイス・・バッタ・・アイス」と呪いの呪文のように唱えてズンズンと歩いていた。
バッタアイスの売店は、ショッピングモールの中央に位置しており、その近くにはさっき看板を見かけた仮面ライダーショーなどが開催される広場も併設されていた、そのため、一体と一匹がお店の近くまで来ると、
~仮面ライダー♪地球の平和を~・・・~♪主題歌が聞こえてきた。
パサがその音に気が付くと一緒に鼻歌をうたいだした。(音程なんてあったもんじゃないけど)。
河童はそのお経のような歌声を聴いてたずねた「パサは未来から来たんだろ?
こんな古い歌まで知ってんだ?」パサは一生懸命うたっていて質問に答えなかった。
それどころか、ヒーローショーへ足を向かわせた。

           9
河童は「ちょっとまて、これを見に来たんじゃないだろう。」と耳元でパサを諭すとパサも我に返り、「ソウデシタ、アイスアイス。」と顔を上げ、アイス屋さんへ向かった。

バッタアイスは観光客が数人ならんでいた。並ぶ人たちはアイスを作る店員のオジさんの手元を物珍しそうにじーっと見つめていた。
河童は「バッタより魚かきゅうりがいいんだけどなぁ。。おなかすいた」とぼやきました。

列が動き、ついにパサの番になった。お金を差し出すパサを見て店員のおじさんがぽかんと
口をあけた。それから目線を上に向け、眉間にしわをよせ、それから何か分かったようなそぶりで、
「あぁあ。仮面ライダーショーに出る怪人さんか、それにしてもよくできてるね。」
納得したらしい。
お金と交換に佃煮が三匹刺さったアイスが返ってきた。とても奇妙な見た目だ。
お店のおじさんに「ショーがんばってね!」そう声をかけられると、ぱさは
「トオリスガリノ ロボットダ ヨク覚エテオケ。」ポーズを決めてお店をさった。



        10
パサはアイスを握りながら食べることはせず眺めていた。河童はわくわくしながら尋ねた。
「そのアイスどうするんだ?情報だけわかればいいのか?お前ロボットだし買えないよな!?
食べないなら俺が食べてやるぞ。」
「ハテ?ドウスルノダロウ?」パサは首をかしげた。これをどうしたいのかやはり思い出せない。
後ろの河童は待てない様子で「ようがないのなら俺にくれ。」河童が乗り出しそうになったとき、
(ヒーローの登場ですぅ!!!!)司会進行のお姉さんの声、会場がざわついた。
一体と一匹がステージの方を見ると、ステージのすそから最新の仮面ライダーが表れて、
敵を退治始めた。パサはそれを見つつけると、ずんずんと会場へ向かった。
「ちょっとまてどこいくんだ??」パサは無言でアイスを河童にもたせて、最前列へ向かい、
腕を振りかぶって応援をはじめた。
子供に交じって「仮面ライダーイケイケ♪」応援歌を歌っている。お経のような声で。
かっこいい、ヒーローが悪いやつを倒す、自分もそうなりたいもんだと思い、敵をふと見ると
ロボットの形をした怪人でした。パサは一瞬手を止めた。
「ロボットガテキ?ロボットハワルイヤツジャナイ。」ショックを受けて棒立ちになったパサを見つけた子供たちがあつまってきた。「ここに怪人がいるぞ!」「ライダーキックだ!」
明らかにふざけているのだが、キックは本物だった。
「ワワ」痛みは感じたりはしないのだが、突然蹴られたもんだから、びっくりしてひっくりかえってしまいました。『ウギュ』つぶれた河童の声。


          11
パサは気絶した。緊急停止とでもいうのだろうか。走馬灯のように過去のことが蘇ってきた。
暗闇の中から中年男性の声が聞こえてきた。
「この研究所はあいつらのせいで一度終わってしまった、今まで積み上げたすべてを失った。
おかげで国も滅びかけている。残った人々で頑張ってここまで復活したものの、
今までのデータは消えてしまった。のうのうと生きているあいつらは許せない、あの組織を
こらしめるためにも強い強いヒーローを作りたい。」パサはそれをただただ聞いていた。
 
 ある日「パサよ!これをみてくれ、倉庫から発見したんだ。」博士はボロボロになった
雑誌らしきものをみせてきた。「○る○」表紙はぼろぼろで読めなかったが、辛うじて
発行年は読めた。2020年・・・なんと、それは100年以上も前の旅行ガイドブックだった。
付箋が挟まっているページを開くと、「仮面ライダーヒーローショー」とあった。
「ぱさよ、このページを記憶しておくのだ。」パサは目から光線をだして記憶回路に焼きつけた。
この仮面ライダーを参考にしたいのだが、参このショーを録画してきてくれないだろうか。
「そうだ、仮面ライダーというものはバッタを参考にしてデザインされているようなのだが、
ついでにバッタも収取してきてほしい。死んでても構わないDNA採取できればいい。」
この時代にはバッタはいなくなっていた。バッタどころか虫もほとんどいなかった。

         12
ぽた。
パサの顔に冷たいものがおちてきた、目を開くとバッタアイスが目の前にせまっていた。
「やっとおきたか。」河童はまだアイスをもちつづけていたが、アイスは半分くらいになっていた。 
「アイス溶け始めたから少し食べたぞ、安心しなバッタは食べていないから。」
ちょっと苦しそうな声でいった。
「それにしてもお前重い、、、どいてくれないかな、一体何キロあるんだよ。」パサは起き上がった。
「54キロデス。」「そうなんだ、案外軽いんだな・・・。ところで博士博士ってうなされてたけど
夢でも見ていたのか?。」
一体と一匹は人気の無いないベンチに移動し、ふうとため息をついた。
パサは思い出したことを河童に語った。

「じゃぁ、目的のメインはバッタアイスではなくて、ショーだったのか・・・
まぁ、偶然ながらもよかったな、バッタも持ち帰れるしよかったな。」
「ハイ ヨカッタデス、早速博士二ホウコクシマス。」
「そうか、、。」河童はこのロボットと離れるのは少しさみしいなと思った。
パサはおもむろに耳のパーツを頭部から取りはずし、その中から小さなドローンをだした。
ドローンは壁に何かを映した。「博士博士応答願イマス。」
しばらくすると砂嵐に人影が浮かんできた。次第にくっきりとしてきた、
白髪交じりの初老の男性だ、このロボットの顔に良く似ている。その風貌から確実に
博士だとわかった。


           13
「おおパサよ、心配していたんだ、ワープ装置が少々壊れていたようだよ、大丈夫か?」
「現在ハ大丈夫デスガ5日バカリ記憶ヲナクシテイマシタ。」
「それは悪かった、なるほど、連絡が遅かったのはそういうことだったのだな、
で、映像は取れたのか?」「ハイ、転送シマス。」パサは転送を始めた。転送作業は内部で
行われているので、外から見てもよくわからず、機械音だけが聞こえてきた。
データを受け取った博士はこういった、
「バッタは捕まえるの大変だろうから焦らず探すんだぞ。困った事があれば連絡しなさい。」
博士は気遣った。
パサは若干嬉しそうな顔をして(そう見えた)、「バッタハ手ニハイリマシタ!」元気よく言った。

博士は驚いた様子で「おお、よく見つけたな、バッタがとんなものか、見せておくれ。」
と画面一杯に乗り出した。
パサはどうだと言わんばかりに、さっきのアイスを差し出した。
小さくなったバニラアイスに佃煮が突き刺さっていた。
「博士バッタミツケマシタ」
それを見た博士はやれやれと苦笑いしながらこういいました。
「パサくん、、、、それイナゴ。」


おしまい

イナゴもバッタも同じだという指摘を受けましたが、違います!断じて違います!!ლ( ・᷄ὢ・᷅ ლ)

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# by sunnyspace33 | 2017-09-13 22:20 | お話

河童とロボ【前編】

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               1
ここは長野県の某高原、空はスカイブルーよりやや深い真っ青な澄んだ空。
空の奥の方には、くっきりとしたシュークリーム型の雲がぽこんと浮かんでおり、
その下には大草原が広がっている。草原には牛が点在していて、あちらこちらから
「ん“もぉーーー」という声が響き渡っていた。
観光客は立ち入る事を許されない区(草原)なので、芝も綺麗な状態。
自然の美しさを最大限に生かしている場所である。

牛に混じって何か異物がいるようだ。よくよく目をこらしてみると牛をよけるようにして緑色の何かが転がっている。その“緑色の何か”は(ミサイルが日本を襲う!)
という見出のスポーツ新聞を顔にかぶせてのんきに寝ていた。草原の色が保護色になって気づかれないと思っているようだ。

んごごごごごごごごどかーーん。

突然の轟音。
1番至近距離にいた緑色の何かは驚いて飛び起きた。落雷?あわてて見上げた真上に雲は一つもなかった、それどころかとてもいい天気であった。怪訝な顔をして視線を下へむけると、落雷が落ちた場所に2mほどの穴が開いていた。


        2
その穴からは灰色の煙が出ている。ミサイルの破片?その緑色の生き物は、きょろきょろしながら穴まで張って向かい、覗き込んだ。(腰が抜けてる)
しばらく穴を見つめていると煙の向こうに何かがいるのが分かった。ステンレス?鉄?煙の隙間から硬そうなものが見えてきた。さらに煙が引いてくると、人型のロボットがいるのがわかった。
 「ぴぴぴががが」
気を失っているロボットから音が漏れてきた。まだ、生きている(?)ようだ。
緑色の生き物は声をかけた。
 「グワサガサガサガサ」すると穴からもかすかに
「キュルキュルウ“――」反応するかのように音が返ってきた。
緑色の生物はさらにロボットに話しかけた。
 「グワサガサガサガサ(おまえはなんだ)」するとロボットは口だけ動かして、
 「、、キュルキュル、ウ、キュキュキュビー
(俺は通りすがりのロボットだ、覚えておけ)」といった。
初めましての代わりにその失礼な挨拶かプログラムされているらしい。
 「グワサガサガサガサ(なにいってるかわかんねぇよ)」
 「キュルキュルウ じーーーぴぴ(ところで、ここはどこだ)」
全く通じ合えない不毛なやり取りをこ一時間ほどくりかえし、次第にお互いの言葉がわかるようになってきた。正確に言えば、ロボットの翻訳機能が動き出したのだと思われる。



                 3
 お互いわかったのは、相手が河童と未来から来たであろうロボットのPASーA(通称パサ)ということだけであった。パサは記憶をなくしており、なぜここにいるのか、自分が何者なのか記憶がすっぽり抜けているようだった。
「お前は記憶喪失なんだな」「ワタシハナニヲシタライイ 河童サン 指示ヲクダサイ」
「指示って・・・しらねぇよ、それにしてもそろそろ人が集まってきそうだぞ、睡眠不足に
なりそうだお前のせいだからな!」「ワタシ ココシラナイ ココドコ」
「ここは長野県の高原だ。じゃぁ俺はいいねぐら探すからさよなら」河童は面倒臭そうに
その場を去ろうとしたが、パサはついてきた。
河童は逃げ切ろうと早歩きになる、するとそのロボットも早歩きになる。次第に駆け足になった。
河童は走るのが得意ではないため、、すぐに追いつかれてしまった。ロボットは早かった、
そして疲れなかった。河童は息をきらしながら、これ以逃げても無駄だと思った。そんなことよりお皿の水分が飛んでしまう方が困る。

河童はロボットを無視しながらいつもの休憩所に向かった。森の茂みから小さな小川が流れている。
河童はしゃがんで湧き水の水を飲むと生き返ったかのように話しだした。
「お前は飲まず食わずで大丈夫なのか?」上から下まで舐めるように眺めた。ロボットはしゃんとした姿で立ったまま「ダイジョウブデス」と、一言。
河童は諦めたようにため息をついた。「まぁ、鉄の塊だもんなお前、、、。」

             4
「それにしてもこれだけ時間がたってるのに今日は客が来ないな、定休日でもないのに
(その方が好都合だからいいか)、、、。」再び草原の方へ足を進めてぽつりとつぶやいた。
河童は草原にごろんと寝転び、「はらひぇったなぁ、あいすくりーむでもくいてぇぁ・・。」
とため息をついた。
「マ マツモト アイス マツモトアイス む ロボット し 職人」パサが反応した。
「ん?松本、アイス、ロボット 人?・・・・あ」河童はハッとしてパサの顔を見上げた。
「それって、もしかして松本のロボットがアイスつくる店のことか??」パサはこくりと
うなづいた。「そこ実は俺も気になってたんだよ、行ってみないか?」さっきまで避けようと
していたのが不思議なくらい積極的であった。それもそのはず、
「その代り俺をおぶっていけ、おれは人間にいきている姿をみられるとお石になっちゃうから、俺は人形のふりをする。後ろから指示してやるからお前も安心だろ?それにお前の足は速い、俺とちんたら歩くより俺を担いで全力疾走した方が早くつく、多分30分程でその店に
つくと思うぜ。」パサは納得したのかしていないのか、無表情のまま何も言わず河童をうんしょとおぶった。
「お前そこの職人だったのか?アイス作ってたんなら、なんで休日の稼ぎ時にこんなところに
いるんだよ?仕事行かないのか。」パサは無表情でこたえた。「本日休暇デゴザイマス。」
そのあとにぼそりと一言「エビセンヨクシャベル。」

 
            5
噂のアイス屋さんに着いた、窓越しにロボットアームがアイスを作るのが見えた。
「お前とは形が違うんだな」河童が肩越しに呟くとパサは、「ワタシ、ウェイター、タマニアイス職人。」と、答えた。
「あれ?パサくん?」中から店員の若い女の子が出てきた。
「パサくん今日は8時15分の電車に乗ってバッタアイス食べにいくんじゃなかったの?」
ハッとしたパサは、「オモイダシマシタ、バッタアイス!向カッテル途中ニ、気ガツイタラ
高原マデトンデシマイマシタ。」と。女の子は首をかしげて、「なにそれ(笑)それよか
早く行かないと売り切れちゃうよー、ほらほら!」そう言ってパサの背中を押した。
「ングワッ」

カッパは驚いて変な声を出してしまいました。
「あら、パサくん、喋る人形なのねこれ。」






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# by sunnyspace33 | 2017-09-13 22:16 | お話

人形のことはtwitterメインに切り替えました。多動について書いています。自閉は無く多動のみです、診断済み。2012年から人形作りはじめました。


by ちべさん
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